過去ログ
11月06日 パワプロクンポケット
パワプロクンポケット、なんて野球ゲームをご存知だろうか。実況パワフルプロ野球、なんてゲームは現在も発売されているが、パワプロクンポケットシリーズは2012年に14を発売して以降続編が作られる予定が無い。どんなゲームかというと、一応野球を軸にストーリーを進める表サクセスと表サクセスとは別の、野球とは関係の無い、世界観も自由な所で進められる裏サクセスモードがあり、野球もできるギャルゲとも表現できるゲーム。このどちらのストーリーともが全年齢対象とは思えないような黒さを誇る。ギャルゲ、と表現したのはそこらのギャルゲよりヒロインのキャラクターが可愛い(筆者主観)からである。パワプロクンポケットシリーズの熱狂的なファンの人にパワプロクンポケットシリーズをギャルゲと表現すると怒り出すこともあるが、私は褒め言葉として使っているのであり、彼女なんぞを作らなくともチームメイトとの友情を深めつつ日本一を目指すだけでも十分楽しい上に、1~14までストーリーに関連性があり、ずっとシリーズを通してプレイしても、それぞれ単品でプレイしたとしても楽しめるという素晴らしいゲームなのである。
どうしていきなりオススメし始めたかというと、コナミ日本シリーズで楽天が優勝している所に実況パワフルプロ野球のパワプロくんがマスコットキャラクターとして出ているのを見て(パワプロ、パワポケシリーズの開発元はコナミ)、ああ、パワプロクンポケットシリーズはクソ面白かったなぁ……。全くの新シリーズとしてでもいいから復活しないかなぁ……、なんて淡い気持ちを抱いたからであり、もしもまだプレイしていない方がおられるのであれば、それは幸運。あんなにおもしろいゲームを今からプレイできる上に、時間が経っても中古で買えば結構安価で手に入る。GBAとDSソフトのみなのでDSが一台あればシリーズ全てが遊べるお得感なので、時間が有り余っている方はパワプロクンポケットシリーズを全てプレイしてみるのもいかがであろう。
10月24日 ハックス!
私の好きな漫画家、今井哲也さんのデビュー作「ハックス!」(全四巻)と、そのテーマの創作意欲についてのお話し。
ハックス!は主人公のみよしは高校生の新入生歓迎会の自主制作アニメを見て、やべぇ!アニメ作りてぇ!と思って当時活動していなかったアニ研に入部、勢いでパラパラ漫画を書いて、それを部員の助けもあって少しずつアニメにしていって……というのが大体のおおまかなあらすじだ。この漫画のテーマは、「創作意欲って理屈抜きにすごい!」だ。登場人物の高校生達のセリフ回しがとっても高校生っぽい感じがしたり、ニコニコ動画にアップロードする時のシーンなんかは本当に共感をそそられる感じだったりと、演出上も非常に優れている点が多い漫画なのだが、それらは置いておいて、この創作意欲についてあれこれ書いてみたりしてみたい。
ハックス!のすごい所は、本当にテーマが明快で、主人公みよしはアニメを作ることにひたすら突き進んでいって、その理由は楽しいからで、それ以外に説明しようもない。もうその楽しさというガソリンで爆走するみよしは、周りのアニ研として活動していなかった部長の後藤や、内気だったハタノさんも巻き込んで、彼らを少しずつ変えていったりして、その根底にあるのが楽しさで、そこが全く振れない。一巻からみよしのセリフを引用すると
「私はきのうあのすごいアニメを観てすごい!ってんったじゃないですか それで今度は私がそのアニメ観てアニメ作って そういうのってすごいと思うんですよ! なんかあの楽しいテレビ観たときとか すごい本読んだときとか なんかうーって体がなって むずむず跳ねたくなるときってありませんか? じっとしてられないというか 昔よくお兄ちゃんが家でアニメ観てて 私も時々観てて話とかはよくわかんなかったんですけど でも時々そうやってうずうずするときがあって きのうもそれ思ったんですけど でもそれがなんなのか全然わかんなくて でもきのうアニメ作る!ってなったときにそれがなんかすごいわかったんです アニメ作りませんか!たぶんみんなでアニメ作ったらすごい面白いです アニメのすごい……すごい!っていうエネルギーを使ってアニメを作るんです!それでそれであのフィルムも助けられたら最高じゃないですか!なんか そういうのってなんか すごいですよ!」
私はハックス!を読んで、なんかすごい!ってなって、むずむずして、そのエネルギーをテキストサイトなんかにぶつけてみたりしている訳なのだが、きっとテキストサイトで面白い文章を読んでもそうなることはあって、それでなくても世の中にはすごい創作物であふれていて、それを見た時にすごい!ってなることは多々あって、それでそのことについてその時思ったことをこうやって文章に残すことはすごく有意義で、理屈抜きに面白いんじゃないかな、と思う。私はこのテキストサイトをやる前は、というか今も実はアナログな日記を気分でつけたりしているのだが、2年前ハックス!を読んだ時の感想なんかを読んでみると、一切定規を使わず、全て手書きである、みたいな所に注目してからの、演出上の細かな点について考察していたりして少し面白かったりして、またこうやってテキストサイトという場を踏まえて他の人に紹介する形で文章を書くというのも面白い。
テキストサイト流行らせよう!っていう時に一番大切なことは自分自身が楽しむことだ。楽しめなかったら長続きしない上に、周りから見ても楽しそうには見えないだろう。自分が好きな時に更新するのもよし、毎日頑張って更新することで楽しめる人も居るだろうし、とにかく楽しんだもの勝ちなんだろうと思う。
10月19日 無料は存在しない
無料なんて存在しないよねっていうお話。
無料なんてものは存在しないのだ。グーグルの検索サービスを私達は無料、つまり0円で利用しているような気になっているが、私達はグーグルに料金を支払っていない、なんてことは無いのかもしれないのである。直接的な面では、検索内容に応じた広告が検索結果表示のページの右側に表示されていたりして、そこから私達が商品を購入すれば、私達が払ったお金の販売元の企業がグーグルに広告掲載料の一部として回るはずで、つまり私達がグーグルにお金を払った、と言える。また、間接的なことを言うと、グーグルは皆が検索することをビッグ・データ活用して色々な企業に販売したりしているはずだ。例えばテレビの放送後、そのテレビで放送した商品についての検索数の変化は良い商品になるはずだ。私達がそこらのコンビニで買った商品の代金の一部がグーグルに流れている可能性だって大いにあるのだ。
昔、高校だか中学校だかで貨幣には主に3つの役割がある、なんてことを習ったはずだ。Wikipediaから引用すると、貨幣とは「商品交換の際の媒介物で、価値尺度、流通手段、価値貯蔵の3機能を持つもののこと」だ。価値尺度、つまり価値を計る示す手段である。確かに私達は直接的には無料、0円でモノやサービスを手に入れることがあるが、価値尺度的な観点から見ると、その無料で手に入れたモノやサービスが0円であるハズが無い。なぜなら、0円ということは価値が無く、価値が無いものを求める人は誰も居ないハズであるからで、逆に言うと誰かが求めた瞬間にそれには価値が生まれる。話を戻すが、我々が何か無料のモノやサービスを受けたいと思うようなものである限りそのモノやサービスには価値があり、私達がその価値を代金を支払わない限り、他の誰かがその代金を支払っているし、知らないうちにその一部を自分が負担していることもあるのだ。私がこうやってテキストサイトの文章を買いているのも無料ではないのである。
10月12日 Steamのコンシューマ機あれこれ
我らがSteamがコンシューマ機、つまり家庭用ゲーム機を出すことを発表した!!ウオオオオ!!と言ってもSteam自体が何なのかわからない人も居ると思うので順に追って説明する。
Steamとは、valveという会社のPCゲーム配信サービス、PS3を持っている人はプレイステーションネットワークからゲームをダウンロード購入することもあると思うが、それのPC版がsteamと思ってもらえれば理解しやすいかもしれない。で、何がすごいってそのSteamが家庭用ゲーム機を出すのだ。ゲーム機寡占時代に殴りこみをかけるなんて素敵だ。家庭用ゲーム機は以前はSEGAがセガサターンやドリームキャストを作っていたり、他にもネオジオ等結構色んな会社がゲーム機開発に乗り出していたが、現在はMicrosoftのXbox360やXboxONE、任天堂のWii U、SCEのPS3、PS4と三国合戦状態で他のゲーム機が入る余地が無い。入る余地が無いことは既に他の会社が家庭用ゲーム機開発を諦めていることからも明らかだ。つまり、家庭用ゲーム機なんて作っても儲からないのだ。
その儲からないゲーム機業界にSteamは殴りこみをかけていて、じゃあSteamは他の三社と戦うかといえば多分そうでは無いんだろうな、と思っていてそれが今回の本題である。他の三社のターゲットは家庭用ゲーム機をプレイする人だ。任天堂はゲームを普段プレイしない層やライトゲーマー層へのアプローチを積極的に、MicrosoftとSCEは既にゲームをプレイしている層で、特に少々高額でも金を出してくれる層をメインターゲットにしているが、Steamのターゲットは多分このどれにも属さない。強いていうならばMicrosoftやSCEのコアゲーマー層に若干被るだろうが、それでもあまりかぶらないハズだ。というのも、Steamという会社をよく知っている人たちはPCゲーマー及び、PCゲームが好きな人である。逆にMicrosoftやSCEはコンシューマゲームが好きな人で、これって結構被ってるんじゃないの、と思いがちだが案外そうでもない。ハイスペックマシンを買っている人達は意外とコンシューマゲーム機を持っていなかったりする。Steamは既にソフトラインナップは揃っているので、問題はそれらのゲーム機をプレイするハイスペックなPCの調達が結構お金がかかったりして入り口が狭かった。これを押し広げようとするのが今回のコンシューマゲーム機なんだろうなぁ、と思う。つまりSteamのターゲットは、PCゲームやりたいんだけどハイスペマシン用意出来ない層なのだろう。そうなると競合企業は他のゲーム会社ではなく、グラボ作ってる会社だったりになるのであろう、というのが私の見解である。そのためにはコンシューマ機の価格設定は安くする必要があるので結構儲かるかどうかは微妙で思い切った判断をしたなぁ、とも思うが、これでいっきにコンシューマゲーマーへの宣伝にもなったりするので、どう転ぶかこれからも見守っていきたい。何はともあれSteamには頑張って欲しいなぁと思う。
10月02日 THE BMS OF FIGHTERS
略してBOFだ!!!!うおおおおおおお!!
BMS?Be-Music Scriptのことで、簡単に言うとPCで出来る音ゲー用のフォーマットであり、またそのPCで出来る音ゲー自体も指す。詳しくはニコニコ大百科でも見るがよかろう。PCで出来る音ゲー?という方はまずはこちらでもやってみては如何?何はともあれ、そのBMSのお祭りがBOF、世に隠れている音屋達がBMSファイルを引っさげ参加してくれることで、毎年BMSが大いに盛り上がる。わかりにくいよって人の為にいうと、弐寺に新曲が一気に何曲も追加されると考えてくれれば良い。
BOFに参加するには、まずターミナルサイトからBOF2013にアクセス、何も考えずに楽曲ファイル群を落とせば良い。トレントで配布しているのでトレント必須である。落としたファイル群をBMSプレイヤーで読み込みプレイするだけだ。BMSプレイヤーはどれを使えば良いかわからない?現在主流は多分LR2だ。こちらからDLできる。そしてプレイするだけ。
と、まぁこれだけするのが面倒だ!という人は、ニコニコ動画に楽曲が結構上がっているのでそれで楽曲だけ楽しんでも十分聴き応えがある。アカウント持ってないとアレだけど、こんな感じで。ね?いい感じでしょう?
ニコニコ動画のアカウント持ってない人、もしくはプレイしてみたりニコニコ動画で聴いたりして楽曲をmp3で欲しい!って人、なんと、楽曲がアルバム形式で配布されていたりする。それがGroundbreakingである。bandcampのほうがまとまってるかも……。ここで落として存分に聴くがよかろう!
つまり、何が言いたいかと言うと私はBOFで忙しいってことです。
9月28日 ガッチャマンクラウズ
ガッチャマンクラウズ、というあまり巷でも話題にならなかったアニメが最終話まで放送が終わったので、その感想。
このアニメは、ガッチャマンの名を冠しながらもガッチャマン要素は皆無に等しく、むしろクラウズ、最初から最後までクラウズの話だ。クラウズ、Crowdsは民衆のことで、ガッチャマンというヒーローとクラウズという民衆の関係について描かれた作品で、ヒーローものを期待して見ると裏切られて発狂死すること請け合いのストーリーになっているのも世間であんまり人気の無い理由かな、と思う。
主人公は手帳フェチ、紙を切って貼って色々するのが趣味な女の子であり、ある日いきなりガッチャマンに任命される。ハジメ、という名前なのだが、このハジメが一切詳細不明に見える。ハジメがガッチャマンになった時既に他のメンバーが5人居るのだがその5人全てが過去に何かを背負っており、何かに縛られ生きているが、主人公に関しては一切そんな描写は無い。他の5人がハジメと触れ合い変わっていくのを描いているので間違いなく主人公ではあるのだが、主人公に一切感情移入できないという珍しい作りになっている。
しかし、しっかり別に主人公格の人物が居て、それが「GALAX」というSNSを作り上げたルイという人物だ。ルイは高度な人工知能「X」と共にGALAXを使って世界を平和にしようと画策する。その具体的な方法として出てくるのが、GALAXを利用して助け合いをするとGALAX内でのポイントが貰えるというシステムを利用し、「皆がヒーローになる」、「世界をアップデートする」という目標を掲げ奮闘する。このアニメが描きたかった所は「ヒーローとはかくあるべし」、という所であり、「ガッチャマンはヒーローでカッコイイ!」という所を描かない。
ネタバレにならないように書くのは結構大変だが、ガッチャマンクラウズというアニメが意外と面白い感じだったということだけ。あ、音楽良いのでサントラ購入視野に入りますっていうのも。あと、イチオシポイントが、作中に出てくるジョウさんというキャラクターが一度ちょっと落ち込んだ感じになるのだが、10話で復活するシーンを11話で回想する時。
「かっこわりぃ、かっこわりぃよな……オレ……。最高に……かっこわるすぎるぜぇえええ!!!」
(上着を脱ぎ捨て走りだす)、
「うおおおおおおおおおおお!!地球人、まだまだ捨てたもんじゃねぇよな!」
(柵を乗り越えながら)「BIRD GO!!(変身)」「バーニングハンマー!!(ただのロケットパンチ、ハンマー要素はゼロ)」
何かカッコ悪いことをしてしまった時、一人で「かっこわりぃ、かっこわりぃよな……オレ……。」って落ち込むと笑えてくるので落ち込み気味の方はガッチャマンクラウズを見て、普段から「かっこわりぃ」って呟くことをオススメする。
9月22日 BELUGA
Twitterもなんだかなぁ、と思っていると面白いTwitterらしきサービスをVIPで発見した。その名もBELUGA。ちょっと使ってみた感じはほぼTwitterなのだが、プロフィール画面をCSSで弄れたり、一度に呟ける文字が14000文字だったり、文字に色をつけたりできて、なんといっても登録にメールアドレス不要。バンバンアカウントを作って一人で友達一杯の人を自作自演するのも自由というフリーダムな感じが面白い。
どうやらVIP発らしく、登録者もほとんどVIPPERっぽい感じで、そうじゃなくとも利用者数が少ないのがアングラっぽく私は好きだ。ルームみたいなのも作れるようだ。
ちなみに、私は@sobaで登録している。結構軽い感じでやってるので暇があれば登録して私をフォローしてくださいお願いします。
9月20日 FRENZ2013
Web上で話題の映像クリエイターによる、新作映像上映イベント『FRENZ 2013』
普段はwebで公開している映像を、オフラインで集まって上映して盛り上がろうという意図で始まり、今やチケットが発売直後に売り切れる程の人気イベントとなったFRENZをご存知だろうか。もちろんのことながら私はチケットを購入出来なかったのだが、いつか買ってリアルタイムで上映会に参加してみたいものだ、というのはさておき、このFRENZ、web上で話題のクリエイターが集まっているだけあって映像作品がすごいのだ。
既に出揃っている過去の作品からオススメを紹介すると……。
ニコニコ動画のアカウント持ってねぇよ!って方はこちら
懐かしのゴノレゴ、もちろんポエ山さん作成で、Elysium Plusのアレンジがかかってそれがまた素晴らしいクオリティ。FRASH黄金時代を少し思い出す作品となっています。
ニコニコ動画の垢持ってねぇ(ry こちら
機能美P作成の、文字を魅せる、所謂KineticTypographyの作品。音楽もオリジナルのテクノ、出し惜しみ無しで最後まで駆け抜けて、それでいてお洒落、文字ネタ豊富、しかも15分超という大ボリューム、掛け値なしに素晴らしい。
自主制作アニメーション、技術じゃなくて見せ方だけでもここまですごい作品が作れるのだ。「社会の荒波にもまれながらも闘い続けるすべての作り手、クリエイターへ」をテーマにした作品。
ニコニコ(ry こちら
mt.pt、その正体は既に紹介したポエy……誰か来たようだ。VOCALOID楽曲頭のなかのSzkieletorのミュージックビデオ、独特の色彩の絵、少し不思議なアニメーション、建築物の幾何学模様等、鋭い感性も伺える作品。
ニコニコ(ry こちら
モーショングラフィックス作品!まさに映像の祭典っぽい。これフリーのAviUtlだけで制作されているらしく、つまり無料で作れてしまう訳だ。恐ろしい。音と同期して動くだけでこれだけ気持ち良いんですねぇ。
今年、FRENZ2013のアニメーション作品!1952年のミュージカル映画「雨に唄えば」の「Moses Supposes」をBGMに作ったアニメーションだが、よく動く、可愛い、原作に通じたネタ、緻密な背景、他にも褒めちぎれる点がありすぎて困る。リンク先のVimeoのページからダウンロードできるので、是非ダウンロードしてスロー再生なんかしてみたりするとクオリティの高さを確認するのも良いだろう。最後お墓に靴が供えていたりと細かく見ても楽しい。
ちなみに「雨に唄えば」は公開後50年、つまり著作権が切れた、所謂パブリックドメイン映画だからニコニコ動画に映画本編(垢無い人はこちら)がアップロードされていても問題なかったりする。この機会に見てみても良いかもしれない。
FREELY TOMORROW MV from yama_ko on Vimeo.
FRENZじゃないけれど、FRENZ副主催のyama_ko氏の作品、FREELY TOMORROWというVOCALOID楽曲のミュージックビデオがオススメなのでこちらもついでに紹介。モーショングラフィックスカッコイイよね。
エレクトロサチュレイタ from mozuya on Vimeo.
FRENZでは無いが、こちらも。百舌谷氏の作品。エレクトロサチュレイタというVOCALOID楽曲のミュージックビデオ。色彩だけでも素晴らしいが、文字の加工、もちろんモーショングラフィックスという点でも優れている。カッコイイっすよね。
と、タイトルのFRENZ2013から大きく外れてしまった。自分の好きな映像作品をFRENZを軸に紹介してきたが如何だろうか。映像作品面白ぇ!って思った人は来年のFRENZのチケットを買い逃がさないように今から手帳に書き込むが良いぞ!
9月19日 クッキークリッカー
カチッ カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
クッキークリッカーというゲームが大流行し私も少し触ってみたのだが、なるほど、やめられない止まらない。合計15,419,264,446,554枚程度は焼いた。クッキーをクリックするとクッキーが一つ増え、増えたクッキーでクリックカーソルやクッキーを作るババアを購入する。購入すると一秒間に1枚、2枚と勝手に増えていくので、力を合わせてクッキーを増やして、更に自動的にクッキーを増やせるようにする。クッキーを自動的に増やすユニットはクッキーババアの他にクッキーが成る謎の植物を栽培する農場やクッキーを作る工場(最もまとも)、クッキーが取れる鉱山、クッキー星に行くロケット、クッキーをうむ錬金術、果てには異次元空間からクッキーを取り出したり、過去から食べられるクッキーを持ってくるタイムマシン、そしてクッキー反物質生成機などがある。こうした自動的にクッキーを増やすユニットを揃え、一秒間に数千個、数万個とクッキーを焼き、それで更にクッキーを自動的に増やすユニットを増やし、一秒間に数億個とクッキーを焼き、更にクッキーを増やすユニットを購入するのだ。目的は謎だ。ただ、とてつもない勢いで増えるクッキーを眺めていると、いつの間にか「もっとクッキーを増やすユニットを増やしてクッキーを増やさなければ」という思いに駆られ、クッキーを増やし、更にクッキーが増える環境を整える。そうこうしているうちにある感情が芽生えてくる。
虚しい
クッキーを増やして可愛い艦娘を作る訳でもなければ、クッキーを増やして新たな装備を整えモンスターを狩る訳でもなく、クッキーを増やしてクッキーを増やす為のユニットを揃える。クッキーを増やす為のユニットは、言うまでもなくクッキーを増やす為に購入するのだ。
ふと自分の人生を振り返ってみれば、お金を増やそうとするあまり、働いて稼いだお金をお金を増やす為に使い、増えたお金をまたお金を増やす為に使ってきたことこともあった気がする。クッキークリッカーというゲームは、こうした虚しさに気づかせる、素敵なゲームだ。ただし時間を無駄に使うこと請け合いだが。
ちなみに、ドラゴンクエスト2のふっかつのじゅもん形式でもセーブできるので、私のふっかつのじゅもんを晒しておく。やってみたはいいものの、反物質装置とか購入する前に飽きちゃったけどちょっと反物質装置稼働してる姿見てみたいなーって方は下記の文字列をコピーしたあと、menuのimport saveに文字列を貼り付ければ私のデータが読み込める。(追記:長すぎて途中で途切れているが、トリプルクリックすれば問題無くコピーできる。)
MS4wMzZ8fDEzNzkyNTgyODEyMzR8MTExMTExfDE1MzAzOTE0Nzg4OzE0OTkxMjc1MTkyMTAxOzUyMTE5OzIyOzM4Njg1MDI0ODA2MDsyNjg7LTE7LTE7MDsyOzA7MDs3MjszODMyfDE1MCwxNTAsNTQ2OTU5OTY2MzQsMDsxNDQsMTQ1LDE4NTg2NTM0Mjg5NiwwOzEwOSwxMDksMTYyMzUzMTMwLDA7MTAxLDEwMSw4NDc5ODA0NTQsMDsxMDEsMTAxLDI0MDg1ODkxODYsMDsxMDAsMTAwLDU0NTA3NTAzMjUsMDs5NSw5NSwxNzIwOTM0NjgxMiwwOzU4LDU4LDIzNjYxOTAxODAwOSwwOzM2LDM2LDcyOTE3NTM2NTY4OSwwOzM4LDM4LDQzMDMxNzEwNzA5OTUsMDt8NDUwMzU5OTYyNzM3MDQ5NTs0NTAzMTg3MzEwNTEwMDc5OzIyODY5ODQxODU3Njg1NTE7Mzk0MDY1MjQ5MjUzMjIyMzs1NjgyMjN8NDUwMzA0Nzg1ODI5MDY4Nzs5MDkyNzEwOTYyOTQz%21END%21
9月17日 死について
怖い。寝る前、ふと死について考えて怖くなり目が冴えて、また死について考えて、とよくわからないスパイラルを繰り返しながらいつの間にか眠っていた、なんてこともあるが、死ぬついて考えた時、真っ先に出てくる感情は恐怖だ。出来れば死にたく無い。どうせ死ぬのであれば死ぬことを肯定的に受け止めたほうが、なんて考えたこともあるが私にはそれが出来ない。根本的に死ぬことに対する恐怖が何よりも上回る。死後について色々な人が考え、天国と地獄、無、輪廻転生、色々と考えられてきたが私は正直どれでも怖い。死ぬと、私は誰とも話せなくなると同時に誰の話も聴くことが出来なくなるのだろう。もちろん本当にそうかわからないが、死ねば誰ともコミュニケーションが取れなくなるというのは確実だろう。私は死者とコミュニケーションを取れた試しが無い。幽霊なんてものが居れば、それはある種の希望だ。
死ぬことについて考えること自体、というより死が存在することを認めること自体が怖い。死ねたほうがまだマシだ、という台詞と共に広がる地獄よりも死ぬことのほうが怖いと考えているのは、私が人生をそれなりに楽しめているからだ、とよく言われるが、多分きっとその通りなのだろう。今後どのような状況になっても人生をそれなりに楽しむ自信があるからこそ死ぬことが怖いのだろう。何か大げさな文章を書いてやろうと思っていたが、正直死ぬことは怖い、ぐらいしか書くことが無い。でも、きっと死ぬことが怖いというのは大事な感情であるとも思っている。
私は死ぬ時、やむを得なく死んでやる。あくまでも、やむを得なく。
9月16日 価値観の押し付け
価値観の押し付け、というのは厄介なもので、というのも人間は基本他人に価値観を押し付けることを喜びにして、押し付けが成功した時に喜びを感じる生き物だからで、実際私もたった今「人間が好む価値観の押し付けは厄介なもの」という価値観を押し付けようと必死だ。
ただそれだけならば皆一様に価値観を押し付け合っていれば幸せだったのだが、もう一つ特性があって、人間は価値観を押し付けられることが嫌い、ということで、例えばこの文章を読んでいて「価値観は厄介なものじゃない」という価値観を持っている人は既に心中穏やかじゃないように思う。もっと皆がわかりやすい例を挙げれば「アニメなんて子供がみるもので、いい年してみるもんじゃないよ。恥ずかしい。」という、有る特定の人が好きなものを、その人の価値観を押し付ける形で批判すると、価値観の押し付けが嫌いな人間は、半反射神経的に反論するのだ。「お前ーっ!人間がなーっ!アニメをなーっ!(略)」
価値観の押し付けをすると大抵の場合厄介なことになる。また、価値観を押し付けなくても、自分の価値観を提示するだけでも厄介なことになることも多い。価値観の押し付けをしたい生物である人間は、自分と異なった価値観を持つ人間を見ると、自分の価値観を押し付けたくなる現象が起きる。『「個人的には」~って思ってるんだよねー』って言っていたとしても何かしら絡まれることがあるのは、やはり価値観を押し付けたいからなのだ。
そもそもにして価値観の中に他人に押し付ける要素が含まれている可能性も高い。欧米人の魚は料理して食べるもので、生で食べるものなんて野蛮だ、という価値観は、生で食べるなんて野蛮だ、という部分に生で食す人に対して自分の価値観を押し付けざるを得ない部分がある。そもそもにして、価値観というもの自体が自分以外のものに対して向けられ、それに従って認識している為、価値観のそれに対する影響は避けられないという訳だ。
じゃあ、どうすればいいのか。厄介では無いか。となるのだが、ここで私は敢えて言わせて頂くのだが、価値観の押し付けこそ人間の営みで、価値観に従って他人と接触し影響を与える、それこそがある種のコミュニケーションになっているのでは無いかなーと思う。わかりやすく言うと、(不可能かどうかは別にして)価値観の押し付けがこの世界から一切無くなってしまったとすると、その世界はえらく寂しく感じる。価値観の押し付けの時、相手に不快感を与えないことに配慮するとある程度厄介なことは減る可能性はあるように思う。価値感を反射神経的に押し付けるのではなく、価値感を押し付ける相手をみることが重要なのだろう。
9月15日 インターネット
インターネットといえば
エクスプローラー
略称、IE
つまりInternet Explorer
読み方はいんたーねっとえくすぷろーらー
さて、私はアンチインターネットエクスプローラー派の人間である。インターネットエクスプローラーはダメダメなブラウザだと信じて疑わないので、インターネットエクスプローラーを使っている人は他のwebブラウザ、例えばFirefoxやGoogle Choromeに乗り換えることを強くオススメする。
以下私がIEを嫌っている理由を(大げさに)述べ、最後にもう一度IE乗り換えをオススメするだけの文章となるので、もしも既にIE以外のwebブラウザでご覧になっている方はそっと他の楽しいテキストサイトをみるなり、一狩り行ったり、腹筋するなどして時間を有意義に過ごしてもらえればと思う。
まず初めに行っておくが、IE8以下はもう救いようの無いダメブラウザである。ゴミ同然である。具体的に言うと、まず第一に今や主流になりつつあるHTML5が反映されない。HTML、ハイパーテキストマークアップランゲージはあなたが見ているこのHPを含め、色々なwebページの骨格となるもので、HTML5はその最新版である。世の中の家が地震対策ということで鉄筋コンクリート製にしているというのに、IEはいつまで建っても鉄筋コンクリート製の家を認知しないというダメな奴なのである。また、CSS3も反映されない。CSSはカスタムスタイルシート、webページの見た目を整えるもの、例えるならば家の内装を担当するものである。その最新のCSS3が反映されないということはつまり、未だにガラス張りや壁紙等を認めず、土を固めた壁であったり、木造の壁しか認知せず、その他の壁等見せてくれないダメなやつである。そしてHTML5とCSS3が反映されないということは、JQuery、つまりJavaScriptライブラリ、まぁ簡単に言うとJavaScriptを簡単に記述するものが反映されないのである。JavaScriptはいわばwebページのアニメーションや動くもの等を担当しており、たとえるならば電力のようなものである。IEは電気を認めず、馬や羊で移動し、日没後と共に寝ることを強制するような暴挙に出ているも同然である。
最近の家はHTML5やCSS3、JQueryを使っているのはもはや常識である。IE8以下を使っているということは、それらの家の骨組みしか見えず、認知されていない部分は一切見えない。そして、家を建てる側も、IE8以下を使っている人に考慮せねばならず非常に面倒なのである。今すぐ他のwebブラウザに乗り換えるべきである。
そして、最新のIE9も含めてIEに言える、使い心地の問題点として、とにかく他のwebブラウザに比べて起動や起動後の動作が遅く、重い。遅いくせに容量も他より取っていくのだ。スピード出していない癖に他のスピードが出ている車より燃料を食うという感じである。そして、セキュリティ面も他のwebブラウザより弱い。その上、拡張性も少なく、出ているアドオンの量だけ見ても他のブラウザのほうが優秀なのだ。アドオンは簡単に言ってしまえばwebブラウザに機能を追加できるもので、例えばURLの最初のhttpをttpと表記してダブルクリックするだけではリンク先に飛べないようにしているのはよく見かける光景だろうが、ttpから始まっているものでもダブルクリックするだけでリンク先へ飛べるものや、右クリックを押しながらマウスを動かすことでマウスジェスチャー機能を追加できるもの等多種多彩にある。IEはこういった追加機能が圧倒的に少ない。
インターネットエクスプローラーは現状では全くもってダメなブラウザなので、他のwebブラウザに乗り換えることを本当の本当にオススメする。
Firefox、Google Chorom、この2つのwebブラウザをオススメする。
9月13日 萌えポイント
何も書けない病の治療薬を友人から貰い受ける為「もしも初対面の人になんでも語っても良いよってシチュエーションの時何を語るのか」と尋ねた所「萌えポイント!」と帰ってきたので、まぁそのまま書こうかと思う。うっかり口を滑らして強烈なHP名を明かしてしまうというミスを犯してしまったからね。うん。
萌え、と言っても私の中では女性キャラクターに感じるなんか良い所、みたいな感じなのだろうが、私の場合出てくるのオペレーター萌え、というとなんかおかしい感じがするが、とにかくオペ子萌えなのである。具体的に言うとアーマードコア4(以下AC4)のフィオナさんや、緑の王のセーラ少尉、MGSシリーズのパラメディックだとか。それでなくても、管制室から司令を飛ばす女性オペレーターというシチュエーションが大好きで、こう、なんというか、良い。まぁ少なくとも以前からSF好きで女性オペレーターが出てくる作品、ゲームやら漫画やらアニメやら小説やらはよく見てきたのだが、アーマードコアシリーズを1からやっていくと、アーマードコアシリーズというゲームのオペレーターは冷酷な正確の持ち主であったり、あくまで業務としてサポートしてくれるだけであったり、挙句の果てには敵側のスパイだったりとろくなことがなかったのだが、アーマードコア4のオペレーターは、なんと幼なじみで、主人公の身を案じてくれ、なんと主人公のピンチ時には独断で企業管理区域でのコジマ粒子バリアを展開してくれたり(コジマ粒子バリアは環境汚染が深刻で、通常企業管理区域での使用は禁止されている)と、今までのアーマードコアシリーズからすると比べ物にならないぐらい優しいオペレーターで、アーマードコア4プレイ以降、フィオナさんを引きずってオペレーターキャラクター萌えになってしまったという背景がある。何が良いのかはわからないが、とにかく良い。
次に考えうるのは、AI萌えである。具体的に言うとANUBISのADA、同人フライトシミュレーションゲームのEffyであったり、PortalシリーズのGlados、魔法少女リリカルなのはのレイジングハートや翠星のガルガンティアのチェインバー等など。もちろんiPhoneシリーズに搭載されたsiriとかとっても好きな人。オペレーター萌えと関連している感じもあるが、何かこちらも良い。オペレーターもAI等普段は業務的な会話を交わすが、ふと何か通じ合うような、個人的で人間的な会話をするのが結構好きなのかもしれないな、と自分で書いていて気づいた。自分の嗜好について書くことで新たな発見があるかもしれないので、是非誰かに自分の好きな、萌えっぽい何かを語ってみては如何だろうか。関係無いがマジェスティックプリンス最終話が楽しみ。
9月09日 思いました。
星の舞台からみてるってSF小説が元ライトノベル作家が書いているらしいけれどとてもおもしろいとの情報を入手したので是非近いうちに読んでみたいのと、私が好きな漫画家の今井哲也さんの連載中の漫画、アリスと蔵六の単行本2巻が13日金曜日に発売されるのと、2DSもVitaTVの評判が世間的にはそこまで芳しくないけれど私自身は別にアリだとは思っている、といってもそれらが商業的に成功する可能性が高いとはいえないとも思っていて、だからどうということも無いっていうのと、i am robot and proudが日本でライブをやるのでそれに行きたいのと、出たCDが買いたいのと、世界樹の迷宮シリーズクリアしちゃいたいけどそんな時間が無いのと、久々にSDVXやってみたら昔クリアできていたレベル14の中でも難しめと言われる曲がクリアできなくなっていたのと、その反面リフレクビートが全くプレイしていないのに10+とかクリアできるようになっていたのと、深海魚のアンコさんという漫画を例の今井哲也さんがオススメしていたのが気になっている、みたいなことをぼんやりと。
9月08日 テキストサイトと他人
他人は自分では無い人全てを指す言葉である。承認欲求を満たせないテキストサイトがブログやSNSに代替したのに、どうしてテキストサイトをやっているのか、と疑問に思う人が居るようだ。だが、テキストサイトが廃れていくその時ですらテキストサイトは他人の反応を求めていたのは間違い無いし、というよりも他人の反応を求めずに自分の中で完結することほど難しいことは無い。何かを作れば当然誰かに見てもらいたいし、他人とのコミュニケーションを求めるのは人間本来の欲求であると私は思っている。それを承認欲求といい、やや批判的に使われがちだが、私は承認欲求こそ人間が何かをする為の行動原理そのものに成り得ていると思っているし、自分自身誰かの反応の為にテキストサイトをやっているといるとも思っている。誰も読まないテキストサイトなんて誰も作っていないし、誰かが読んでいることを確認するには、アクセスカウンターもあるが、一番は誰かの反応を、誰かが自分のテキストサイトを読んだ感想を見ることだ。テキストサイトが廃れ行く時も、例えば掲示板でのテキストサイトへの言及は、そのテキストサイトを運営していた人は間違いなくチェックしていただろうし、つまり昔からエゴサーチはあったはずだ。テキストサイトの文章自体誰かに読んでもらうことを前提に作られているのに、テキストサイトが他人の反応を求めず、承認欲求を満たしたくないものであるハズがない。誰かに文章を読んでもらい、誰かに面白いと言われたいが為にやっているのだ。
その点でテキストサイトはブログとSNSと違いが無いし、私自身実のところテキストサイトに拘っていない。テキストサイトとブログとSNSが曖昧であるのはきっと根本的にはそれらが同一のものであるからだろう。
じゃあどうしてわざわざテキストサイトをやっているかと言うと、自分で自由に表現出来て、情報の公開範囲も、形式のお約束も無く、自由に自分で作れるテキストサイトが好きだからだ。テキストサイトである必要性を人間はどうしても求めがちであるが、形式自体に拘る必要はどこにも無い。一般的な例を挙げると、愛を表現するのに音楽であったり、小説であったり、映画であったり、アニメであったり、踊りであったり、もしくは告白であったり、様々な形式で表現されてきたが、そのどれもがその形式である必要は無く、ただ作者が愛を表現するのに自分が表せる方法を使っただけだ。私が自分の考えていることを表現しようとおもっていた時、テキストサイトを作ろうと呼びかけている人が居て、テキストサイトで自分の考えをこうして表現しているが、私はテキストサイトである理由なんてものはこれで十分だと思っている。
9月06日 翠星のガルガンティア
翠星のガルガンティアは面白いアニメなので是非みましょう。
ネタバレになるので詳しく言及出来ないけれども、最終話の展開は半分わかっていたけど、それでもグッと来てしまう、あの雰囲気が、あの台詞回しが好きだ。私はどちらかというとSFは好きなほうで、その上で人間とは何か、みたいなのを被せてくれると面白いことこの上無い。
9月05日 文章を書くこと
文章を書く、というのは何も考えなしに書けることでは無い。
この一つの文章ですら、次に何を書くかとうことを意識して書いているし、それ以上に自分の頭のなかに「文章を書く、ということは何の考えなしに書けることでは無い」と考えていないと書けないハズだ。と、ここまで考えて、本当にこの文章が頭のなかにあったのか、というとその表現は正確では無くて、正しくは「頭の中に作った」のだ。文章を書く為には頭のなかで文章を作っている訳なのだが、その時に出来た文章だ。今まで自分の頭の中にぼんやりと曖昧に漂っていた「文章ってなんか知らないけど自分の考えをすっきり整理させるというかなんというか、自分の考えを整理しないと文章書けないっていうか、あー、えーと、文章を書くことにより自分の頭の中が整理されているって感じっていうか、あー」みたいな感じの考えを、文章を書くという行動により、少なくともその時の自分の考えが、自分でもハッキリする。この、今書いている文章が本当に自分自身が思っている考えなのか、どこかズレてしまってはいないか、と吟味する余地はあるにしても、自分が今「文章を書くという行為により自分自身の考えをより明確にできる」という考えをアウトプットするとことにより、自分の中でもより明確に自分の考えが意識できたなぁとは思う。別にこんなことではなくても、例えば今日食べた料理のことを文章にして出すことで、よりその料理に対する自分の考え方が明確になるのだと思う。文章では無くて、話すのでも良いが、話すのは整理しないでそのまま外に出してしまう傾向があって、というよりも文章のほうがより整理してアウトプットしようとするので、自分の考えを整理し明確にするという点においては文章を書くことほうが優れているのではないかなーなんて思った。
艦隊これくしょんは相変わらず程々にしてやってますが二次創作が盛んになりそうだなーと思っていて、といのも公式の設定がかなり緩く、史実を元にしたフィクションで二次創作するにはいろいろ出来る、という環境にあって、多分色々流行りそうだなーと思いながら2-4突破を目指す。雷さんが改になってようやくなんとかダメージを与えられるようになってきたのが嬉しい。
9月03日 敷居を下げる
前々から気づいていたが、長文書くのが結構辛い。書きたいことは結構あるハズなのに、こう、文章に起こすとなると何か筆が進まなくて、何も書けないまま時間が過ぎて、また明日でいいか、と思ってズルズルと更新しない日が伸びていく、といった感じが多いので、少々文章量が少なくても更新してみたりすると、こう、更新する行為の敷居が下がりそうだなぁってことで今日はこのへんで切る。艦これは2-4で詰まっている。お気に入りなのはかみなりさん。